魔女の宅急便 完全ガイド 1巻

魔女の宅急便

修正して更新します。絵よりHP作るほうがたいへんです。

改めて見たら、こんなにたくさん描いたことにびっくりしてます

この絵はDVDを見て、手描きで描いています。すべて色鉛筆で着色しています。

ジブリがもっと好きになる。ジブリをもう一度見たくなる。そんなHPにしていくつもりで絵を描いてまいります。


決断の時

雲を見て決めたみたいです




走って家に帰ってきたキキ。寝てるジジに向って。

「ジジ、今夜に決めたは出発よ!」


何?って感じです


「おかーさーん」


「お母さん、今夜晴れるって!絶好の満月だって!」

「キキ、あなたまたお父さんのラジオ持ち出したの?」


「ねえ、いいでしょう?」「私決めたの。今夜にするわね」


「だってあなたゆうべは、ひと月のばすって」「つぎの満月が晴れるかどうかわからないもの。私晴れの日に出発したいの」


「あ。待ちなさいキキっ!」


「出掛けるって魔女の修行のこと?」「ええ、古い仕来りなんです。魔女の子は13歳になったら家をでるっていう」

とにかく、観葉植物とか花がいっぱいある部屋です。それと実験器具のビーカーなどの小物。千と千尋よりも楽に描けるかと思いましたが、そうでもなく。描くのにけっこう時間が掛かります。


「早いもんだね~。キキちゃんがもうそんなになるんだね・・・」

「でもあの歳で独り立ちなんて、今の世に合いませんわ」

「あなたがこの町に来た日のことをよーく覚えてますよ」


「13才の小さな女の子がホーキに乗って空から降りてきたわ。目をキラキラさせて、ちょっと生意気そうで・・・」

13歳で家を出たのはお母さんも同じだったんです。だから早すぎると言ってはいましたが、とてもうれしそうです。さすがは私の子という感じでしょうか。

ここらへんから着色のクオリティー上げていきます。開始した当初、完成させることばかり考えて、いそいで絵を仕上げていましたが、絵の質を下げて完成させても意味がないと思いまして、できる範囲で色も良くしていきます。その分遅くなりますが。完成はいつの日かできればと・・・・


「でも空を飛ぶことしか覚えなかったんですよ。この薬も私の代で終わりですわ」「時代のせいですよ。何もかも変わってしまう。でも私のリウマチには、あなたの薬が一番効くわ」「フフフ・・・」


「あら、あんなにせかしたのに、いざとなったらぐずつくのね」というキキの言葉に反論。

「違うよ。旅立ちはもっと慎重に厳かに行うべきだと思うんだよ」

「そして、ひと月伸ばして素敵なボーイフレンドが現れたらどうするの?。それこそ出発できやしないわ」


「どうなることやら心配だね」

ジジの表情もキキと同じように豊かに描かれてます。宮崎先生の作品で表情が豊かなのはトトロと魔女の宅急便です。

停止して見ると、ものすごい表情がコロコロ変わります。それがとても面白い。

変顔だったので描いてみました。


「決めたらすぐの人だから」


「あら、そう。私は贈り物のフタを開ける時みたいにワクワクしてるわ」

そうは言ってますが、ジジの言葉が心の中にあって葛藤があるのかなとも思えます。13歳で家はなかなか出れませんからね。怖いはずです。強がってるのでしょう。用意しているのが飴ですから


「あっ」と外で物音が聞こえて、何かに気付く。


「おとーさん。私、今夜発つことにしたの」

窓の外の草はクーピと色鉛筆です。


「何だって?」

外の草もクーピーと色鉛筆。


「だってほら、来週キャンプに行く道具を借りてきたのに・・」

「ごめんなさーい」「こりゃいかん・・」

来週キャンプを予定していたのに、勝手だと思うかもしれません。でも、1人で旅立つ前に楽しく家族で過ごすと気持ちがぐらつくでしょう。行くなら今のほうが気持ちのふんぎりがつくと思ったんじゃないでしょうか。ちなみにキキの家族は(オキノ)さんです。電話でキキの旅立ちの知らせをしていた時に言っていました。


「よさそうね」「せめてコスモス色ならいいのにね」

「昔から魔女の服はこうって決まってるのよ」

「黒猫に黒服で真っ黒くろだわ」

難しい絵ではありませんが、1つ、1つの絵がとても絵になる絵です。全部の場面がいいです。


「キキ、そんなに形にこだわらなの。大切なのは心よ」

「分かってるは。心の方は任せといて。お見せできなくて残念だわ」「そしていつも笑顔を忘れずにね」「はーい」

「落ち着き先が決まったらすぐに手紙を書くのよ」

魔女の宅急便は特に表情の変化を見てほしいです。それぞれの表情に意味があり、そこをなるべく再現するように描いています。


「どれ、私の小さな魔女を見せておくれ」


「フフフ・・・」「母さんの若いころによく似てる」

「おとーさん。高い高いして。小さい時みたいに」

キキの屈託のない笑顔。いい笑顔なので描かなければと思い描いていますが、そんな場面の連続なのでぜんぜん進んでいきません。今映画開始から4分50秒。

これだけ描いて5分いっていません。キキのこんな笑顔が見られるのは、家族といる時だけだったような気がします。1人で生きていると毎日の生活を生きるだけで精一杯になり、笑う余裕などありません。


「ハハハ・・・・」


「いつのまにこんなに大きくなっちゃったんだろう。うまくいかなかったら帰ってきていいんだよ」「そんなことになりませんよーだ」

キキの抱き着き方を見ると、怖さや本当は行きたくないという心理が見えるように思えます。魔女といっても、飛ぶことしかできない魔女ですし。


「自分で住む町を見つけるなんて大変だね」

「大丈夫よ、キキちゃんなら」

キキの見送りにたくさんの人が集まりました。こんなに盛大にされると、嫌だ、行きたくない。なんて言えませんね


「ねえねえ、どんな町にするの?」「大きな町?」「うん、海の見えるとこ探すつもり」「うらやましいな~」「私修行に行くのよ。よその町で1年がんばらないと魔女になれないんだから」「でもディスコあるでしょ」「ははは・・・」

ディスコ??


「あなたそのホーキで行くの?」「新しく作ったの。かわいいでしょ」「ダメよ。そんな小さなホーキじゃ。お母さんのホーキを持っていきなさい」「やーだ、そんな古いの」「だからいいのよ。よーく使い込んであるから嵐にも驚かずに飛ぶわ」


「ねっ、そうしなさい」「せっかく苦労して作ったのにね、ジジ」

「僕もお母さんのホーキがいいと思う」「うらぎりもの!」


ドーラばあさん「自分の暮らしに慣れたら自分のを作ればいいじゃない?」「・・・うん」


「がんばってねー」


髪が逆立ち、キキが浮き上がります。魔女らしい、凛々しい顔つきですね。

キキの表情は常に変化していて、たまに同じキキなの?というぐらいに顔が変わっている時もあります。千と千尋の見どころが凝った背景ならば、魔女はキキの表情が魅力になっていて、作品作りで力を入れた部分なんだと描いていて気づきました。特に顔は神経を使いながら、描かないといけないです


「ゴーゴーキーキ!ゴーゴーキーキ!

浮かび上がったけれど、すぐに降りてきてしまい、箒をたたくキキ。


すると箒が怒ったのか、びっくりしたのか、木にぶつかりながら飛んでいきます。

そして


ジジが何かを見つけて、キキに教えます。


キキ「こんばんは」  先輩「あら、あなた新人?」

「はい、今夜出発したばかりです」

ちょっとお高くとまった感じです。ネコがロボットみたい


キキ「知らない町に住みつくって大変ですか?」

先輩「そりゃね、いろいろあったわ、でも私占いができるのでまあまあやってるわね。あなた何か特技あって?」


「いいえ。いろいろ考えてはいるんですけど」

ジジ VS ロボット猫


「私はもうじき修行があけるの。胸を張って帰れるのでうれしいわ。」

「あの町が私の町なの。大きくないけどまあまあってところね」


「あなたもがんばってね」「はい」


「じゃ~ね~」

少し上からですが、割といい子ではないですか。猫の笑い顔が少し・・ですが。


 

見ていただきありがとうございます。宮崎駿先生、ジブリに感謝。

全ての人に感謝。

 

製作者 Studio Hotta

studiohottajapan.com

 

 

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